[おすすめ本] The Subtle Art Of Not Giving A F*ck:生きづらさを感じた時こそ読むべき理由

2021年3月1日

「この世はとかく生きづらい」そう思う瞬間が誰しもあるかと思います。そんな時におすすめしたい1冊、「The Subtle Art Of Not Giving A F*ck ー 気にしないという芸術」について紹介します。

本のおすすめポイント

本の特徴を一言でいうと、「言葉使いは汚く、内容は鋭い!」です。

人生に置いて必要な、「どうでも良いことは気にしない」ことの大切さ、しかしほとんどの人が、不要なことを必要以上に考えそれに時間を割いて、大切な自分の時間を潰してしまっています。

本の内容を要約するとこんな感じです。

人生の限られた時間とエネルギーを有意義に使うには、自分にとって大切なものは何かを考えることである。人生は常に問題を抱えている。つまらないものにこだわり過ぎて、重要なことへの時間やモチベーションが削がれてはならない。人生を良くするための鍵は、より多くのものを気にすることではなく、自分の価値観に沿ったものだけに注意を払うことだ。

Giving A F*ckとは

まず、この本の個性的さをより際立たせているのが「Giving A F*ck」の入ったタイトル。

「give a fuck」とはスラングで「気にする」ということ。映画や洋楽歌詞で聞いたことがある人もいるかと思います。汚い言葉遣いというか、かしこまった場では使われない表現なのでそれを本に書いてしまうところが印象的です。

同じ意味合いとして「giving a shit」というのもあります。

名言

何度でも言いますが、この本の良い所は内容と文章のギャップ!

多方面から脳髄を撃ち抜いてくるスタイルが好きです。

一部分だけ紹介します。

“You and everyone you know are going to be dead soon. And in the short amount of time between here and there, you have a limited amount of fucks to give. Very few, in fact. And if you go around giving a fuck about everything and everyone without conscious thought or choice—well, then you’re going to get fucked.”

”お前も周りの人間も、みんなどうせすぐ死ぬ。 そしてその短い時間の中、クソの量は限られている。実際にはごくわずかだ。 取捨選択せず考えなしに何にでもクソを投げつけていたら… お前自身がクソまみれだ”

これが1番好き!

つまりは「全てを気にかけている時間はないからよく考えて自分に必要なことに時間を使いなさいよ」ということです。堅い文章だと恐縮してしまいそうですが、この文体だからこその読みやすさがあって良き。

“The desire for a more positive experience is itself a negative experience. And paradoxically, the acceptance of once negative experience is itself a positive experience. Wanting a positive experience is a negative experience. Accepting negative experience is a positive experience."

”ポジティブな体験を求めること自体はネガティブな体験である。逆に、ネガティブな経験を一度受け入れること自体はポジティブな経験だ。ポジティブな経験を望む行為はネガティブな経験で、ネガティブな経験を受け入れることは、ポジティブな経験である。”

これも事実ですね。優しい言葉を使うなら「『幸せになりたい』と思っていても幸せにはなれないし、欠点や失敗を受け入れると前に進める」と言ったら良いでしょうか。

日本語の本ですが、さとうみつろう著「悪魔とのおしゃべり」という本にも似た部分がありました。

「The Subtle Art Of Not Giving A F*ck」を読む!

以上!

痛いほどの鋭さ!むしろポップなほどの口の悪さ!

お互いが引き立て合う、ギャップが最高な1冊でした。

とってもおすすめなので、現代社会に生きづらさを感じたことのある方にはぜひ読んでいただきたいです!

ちなみに日本語にも翻訳されているので、好きな方を選べるのも嬉しいですね!

日本語訳のタイトル普通にカッコよくなってる!😂

ちなみに私はAmazonオーディブルで聴くという選択をしました!Amazonオーディブル、英語のリスニングにもとても良いので今後その辺りの記事も書いていこうと思います!

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