“海外留学はもはや時代遅れ?”それでも留学するべき理由【ヒント:学問<体験】

2020年11月2日

有名実業家がYouTubeで放った「海外留学は時代遅れ」という発言が炎上していますね。

これは普段から留学・ワーホリを推している自分にとって興味深いトピックだったので、記事にしてみました。「留学は時代遅れ」と思いたくないなという一方、「確かにオンラインの力はすごい、それでも現地へ行く意味とは」と客観的に考えた記事なので、面白く読んでいただけるかと思っています。

ちなみに動画はこちらです。

「留学は時代遅れ」とする言い分

彼の動画内での「海外留学が時代遅れ」という言い分はこちらです。

  • 海外留学でできることはスマホでも可能
  • 大学の講義はオンラインで受けられる
  • 論文もオンラインで検索可能
  • そもそも留学に行く人は頭が良いので自習できる
  • 人脈作りもSNSで可能

なので、高いお金を払って留学なんて今時時代遅れだ!

つまりは「なんでもオンラインで出来る時代に留学はコスパが悪い」ということですね。

確かに言語習得と学位取得「だけ」が目的であれば、オンラインで完結した方がよほどコスパは高いです。しかし実際のところは、留学へ行く人のほとんどが勉強そのものよりも海外への興味や期待、実際に現地を見て肌で感じたいといった考えの方が大きいのかなと思います。

昔と今では留学の意味が違う

「留学は時代遅れ」と言ったって、そもそも今と昔では留学の意味が全く違うのです。

例えば100年ほど前では、教育・研究機関と言えば欧米が中心で、専門的・高度な教育を受けるには留学する必要がありました。またそこまで遡らなくとも、2,30年前ではまだ留学する人自体少なく、「海外経験がある」というだけで社会的なアドバンテージがあったと思います。

しかし、日本の教育のレベルが世界水準に引けを取らないレベルに上がり、尚且つテクノロジーの発展で航空券も安くなり、情報も溢れて誰でも行きやすくなった今、留学の目的は「学問」から「経験」へと推移しました。

つまりは「権威と高度な教育のための留学」の時代は終わりました。

今の留学生の多くは「学問」というより「経験」を求めているのです。

現代での留学のすゝめ

そこで、現代のみなさんが有意義な留学生活を送るには「経験」にフォーカスすることが大事だと思います。

だからポイントは自分の頭で考え、自分の意思で行動すること

昔のことわざですが「苦労は買ってでもしろ」という言葉は有名ですね。

衣食住など生活の心配がほとんどない現代社会において、苦労はある意味貴重な体験かもしれません。

私はその苦労の購入先として留学をおすすめします。なぜなら留学とは良質な苦労を体験出来る最高の機会だからです。世の中にはしなくて良い苦労がたくさんある、しかし有意義な苦労ができる機会はなかなか少ない。ーその2つの違いは、終わった後にただ疲れるだけなら取越し苦労(例えば人間関係のストレスとか)、達成感と自信を得られるものは良い苦労だと思っています。自信と達成感が得られ、取り越し苦労へのスルースキルも身に付く、これに留学ほど適したものはそうそうないと私は思います。

「苦労は買ってでもする」時代こそ留学を。

実は留学を考えた瞬間から成長は始まっています。留学先の学校やビザ、治安について調べたり、親の説得、留学費用の工面をして飛び立った時点でもう留学前より成長していると言えます。

  • 留学先の学校やビザについて調べる→情報収集力
  • 親や周りの人を説得→プレゼン力
  • お金の工面→マネジメント力
  • 現地の生活に馴染むための努力→メンタル強化
  • 帰国後の就職や偏見との戦い→プレゼン力again!

やばい、こうして見ると苦労しかない苦笑

だけど終わってみると全部良い経験と思えるはずだからがんばれー!!

最後に

以上!

留学についての私の意見でした!

「留学は時代遅れ」と考える人もいますが、昔と今ではそもそも留学の目的が違うのです。

「学問」だけを求める留学はもう終わり、行ってみないと分からない「経験」こそが現代社会における留学の意義!

現地でも働けるという意味でワーホリという選択肢もあると思います!

あとは海外生活を楽しみましょう!

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