完全初心者のためのCSS入門

2020年5月9日

HTML/CSSは、Webページを構成する基礎となる言語です。

本記事ではCSSに関する基本的な知識・記述の仕方を解説します。

一度に全部分からなくても大丈夫なので、必要な時に戻って確認に使ってください。

HTML入門と合わせてお読みいただくと、よりいっそう分かりやすいです。

CSSとは

CSSは、Webページの外見・デザインに関わる部分です。

もし、このサイトがCSSを使わなかった場合、こんなイメージになります。

紙の本で言うところの、文章の部分がHTML、レイアウトやカラーリングといったデザインの部分がCSSに当たります。

名前の由来

Cascading Style Sheets

この頭文字からきています。

CSS以外の呼び方として、「スタイルシート」や、海外のサイトでは稀に「Cascading」と言われることもあります。

CSSを書く場所は3パターン

CSSを書ける場所は、主にこの3ヵ所です。

  • 別ファイルで読み込み
  • HTMLの要素にstyle属性として追加
  • HTMLファイルの<style>タグの中

一つ一つ解説していきます。

別ファイルで読み込み

一番多く使われる方法です。

Webサイト全体のレイアウトなど、コードが長くなる時はこの方法が見やすくて便利です。

最終的にはこの方法についても解説します。

要素にstyle属性を追加

文章の一部だけ色を変えたい時や、一回だけ色を変えたい時など、ちょっとした変更の際はこちらを使います。

例えばこんな感じです。

文章の一部だけ色を変えたい

<p>文章の<span style="color: #ff0000" class="text-color">一部だけ</span>色を変えたい</p>
<i class="fas fa-fish"></i>
<i class="fas fa-fish" style="color:#89c3eb;"></i>
<i class="fas fa-fish""></i>
<i class="fas fa-fish" style="color:#ff92c6;"></i>

このあたりはFont Awesomeの使い方も参考にしてみてください。

<style>要素の中

最も簡単な方法です。

<style>という、CSS専用の要素を作ってそこに記述していきます。

まずはこの方法から実践していきたいと思います。

  

<style>要素でCSSを書いてみよう!

では、<style>要素を使って実際にCSSを書いていきたいと思います。

HTMLファイルの作成

この辺りは前回のHTML入門と一緒です。

テキストエディタを起動し、HTMLファイルを作成します。

仮に、また「first.html」というタイトルのファイルを作ります。

ファイルの保存は「Control(Command)+s」です。

以下のコードをコピペします。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
  <head>
    <meta charset="UTF-8">
    <title>メープルの国のアリス</title>
  </head>
  <body>
    <h1>初心者のためのWeb製作入門</h1>
    <p>Webページの基本となる言語、HTMLを書いてみました</p>
  </body>
</html>

ドラッグ&ドロップし、一度ブラウザで表示します。

この画面になっていればOKです。

ここまでは前回の記事と一緒です。

<style>要素の追加、CSSを書く

ここからCSSを書いていきます。

5行目</title>と6行目</head>の間に、以下のコードを追加します。

<style>
 body{color:blue;}
</style>

全体で見るとこんな感じになります。

もう一度、ブラウザで確認します。リロードボタンを使います。

下の黒い線はスクショ時にテキストエディタが写ってしまったものです😅

文字が青く変わっていたら成功です!

イメージとしてはこんな感じです😄

CSSの書式:セレクタ・プロパティ・値

CSSは

  • セレクタ
  • プロパティ

によって記述します。

先ほどの例で説明します。

これは、「body要素に対して、colorをblueにするスタイルを適応する」という意味です。

HTMLでは<>で囲って記述していましたが、CSSでは

セレクタ{プロパティ:値;} という風に記述します。

一つずつ見ていきましょう。

セレクタ:スタイルを適応する対象

HTMLのどの要素に対して指定するか」の部分です。

従ってセレクタは必ず、HTMLの要素と関連したものになります。

ここでは、セレクタを「body」としているので、「HTMLのbody要素に対してCSSが適応されます」ということを表しています。

プロパティ:スタイルの種類

何の外見を変えるか」の部分です。

ここでは、「color」と言うプロパティで「色を指定しますよ」ということを表しています。

値:プロパティの内容

どんな風に変えるか」の部分です。

ここでは、プロパティ「color」の変更内容として「blue」というように、「青色にします」ということを表しています。

よく使うプロパティ

ここでは、CSSでよく使うプロパティをまとめます。

各プロパティの具体例と実際のコードも載せます。

HTMLに直接記述していきますが、プロパティの部分だけ見るので大丈夫です。

文字の色を変える

{color:好きな色;}

さかな

<p><span style="color: #be4bdb" class="text-color">さかな</span></p>

背景の色を変える

{background-color:好きな色;}

さかな

<p><span style="background-color: #00ffff" class="background-color">さかな</span></p>

フォントの種類を変える

{font-family:フォント名;}

さかな

<p><span class="serif-font">さかな</span></p>

文字の大きさを変える

{font-size:フォントの大きさ;}

さかな さかな

<p><span style="font-size: 20px" class="font-size">さかな</span>
<span style="font-size: 13px" class="font-size">さかな</span></p>

線で囲む

{border:線の種類 太さ 色;}
  • solid:普通の直線
  • dashed:縫い目風 このサイトでもめっちゃ使ってます
  • dotted:点線

直線

<p style="border:1px solid #006edc"></p>

縫い目風

ドット

  

コメント=自分用メモの書き方

CSSを書いていて、後で分かるようにメモを残したい時があるかと思います。

そんな時はメモの部分を「/**/」で囲みます。こんな感じです。

/*この中の部分はコードとして認識されません*/

こうすることで、ブラウザには反映されず、テキストエディタ内だけでメモを残せます。このメモのことをコメントと言います。

注意点:全角スペースは入れない

コードとして認識されるのは、半角英数字だけです。

そのため、誤って全角スペースを入れてしまうと構文エラーとなってしまうので注意です⚠️

最後に

以上!

お疲れ様でした。

CSSの基本的な概念について何となくお分かりいただけたら幸いです。

次回以降、別ファイルでCSSファイルを作成し、HTMLに読み込んで反映させる方法も紹介していきます。