【保存版】日本からカナダに国際郵便を送る方法
郵便局のサービスを使い、日本からカナダに荷物(国際郵便)を送る方法についてまとめます。
郵便局のサイトを参考に、カナダに関するところだけを分かりやすくまとめました。
国際郵便の種類
まず、郵便局で取り扱っている国際郵便の種類は、以下のものがあります。
種類 | 日数 | 料金 | 追跡 | 補償 |
EMS(国際スピード郵便) | 2〜4日程 | 最も高い | 可能 | あり(2万円まで無料、上限200万円) |
航空便 | 3〜6日程 | 高め | オプション | オプション |
エコノミー航空便 | 6〜13日以上 | 航空便より安い | オプション | オプション |
船便 | 1〜3ヶ月程 | 最安 | オプション | オプション |
今回はプレゼントだったので、国際郵便の中で1番優先的に取り扱ってくれるEMSを選択しました。少し値段はかかりますが、早く着く上に追跡・補償もしっかりしているので安心です。
一方、ワーホリなどで大量の服や荷物を送る場合は、リーズナブルな船便がおすすめです。荷物の上限重要も30kgまでOKなので安心ですね。この場合は書留のオプションをつけることで、荷物の追跡が可能です。
国際郵便の種類による料金の違い
配送に必要な日数や料金の違いは、以下のサイトで調べることが出来ます。
参考までに、下のスクショは1kgの荷物を、東京都からカナダに送った場合のものです。荷物の重量に応じて変わるので、一度調べてみることをお勧めします。
国際eパケットについて
航空便の種類の1つに国際eパケット、エコノミー航空便(SAL便)の1つに国際eパケットライトというものがあります。国際eパケットライトの方は以前は使えたようですが、現在は全世界的に差出不可となっていました(出典:国・地域別の差出可否)。コロナも関係しているのかもしれません。
国際eパケットですが、2kgまでの小形の航空便で書留付きの場合、通常の航空便より安く送ることが出来ます。郵便物を紛失した際の補償も6000円まで付いて安心です。
ただ、カナダは追跡対象外なので(2020年9月現在)、EMSを選択しました。
詳しくは以下の公式サイトをご参照ください。
eパケット、ライトは共に2k以下の小さい荷物に対応しています。違いは補償の有無、配送日数、料金等です。ライトの方は荷物の追跡が出来たようなので、もし今後サービス再開したら視野に入れるのもありですね。
国際郵便の利用方法
国際郵便の大まかな利用手順は以下です。
- 送れるかどうかを確認(危険物は送れません、後述)
- 料金・日数の確認
- 梱包・必要書類の確認:安全な梱包のすすめ
- 事業所に持っていく・送付状の記入
インボイスが必要なケース
郵便物が個人利用目的かつ2,500カナダドル以下なら、インボイス(関税申告書)を別紙で作成する必要はありません。ですが、インボイスと同じように、内容物の数量や金額をEMSのラベル上に記載します。
しかし、商品やサンプル品、内容品の価格が2,500カナダドルを超える場合はインボイス3枚が必要になります。
インボイスを作成する際、フォームのダウンロードは以下のリンクから可能です。
送付状の記入方法
宛名や住所の他、内容品の情報(品名や重量、個数、金額など細かく)を記入します。
詳しくは以下をご参照ください。
内容品の書き方
内容品はカナダ人が見て分かるよう、ローマ字ではなく英語で書くようにします。書き方自体はインボイスと同じように、品目を英語で書き、数量・重量・単価を正確に記入します。
ラベルに収まりきらない場合は別途で税関告知書を作成します。
フォーマットは郵便局のサイトから入手出来ます。
オンラインでラベルを印刷したい場合
手書きは面倒だな、という場合は国際郵便マイページが便利です。
これを使うと、事前に自宅でラベルを印刷できたり、郵便局内のゆうプリタッチで印刷できるようになります。
Web版、スマートフォン版があるのですが、会員登録がいらないスマートフォン版の方が便利かなと思います。
注意:国際郵便で送ることが出来ないもの
国際郵便では、スプレー缶や花火類、アルコール、バッテリー類、といった航空危険物を送ることは出来ません。意外なものでは香水や日焼け止めなども含まれるので、一度目を通しておきましょう。
詳しくは以下をご覧ください。
参考リンク集
カナダへの国際郵便に関する、日本郵便公式サイトのリンクです。
最後に
以上!
日本からカナダに国際郵便を送る方法でした!
友人や恋人、または留学生の親御さん、ちょっとしたギフトなどあると嬉しいと思います。この記事がお役に立てたら幸いです。