【カナダワーホリ】確定申告(タックスリターン)をオンラインで手続きする方法
カナダでタックスリターンを初めてする、オンラインでやりたいな、人に会いたくない、タックスリターンって何、ワーホリだけど関係あるの?
そんな疑問に答えます。
先月オンラインで申請し、無事に還付金の小切手を受け取ることが出来たのでその経験をシェアします。
ワーホリでもタックスリターンが必要
カナダにも、タックスリターンという日本で言う確定申告のようなものが存在します。
簡単に言うと「払い過ぎた税金が返ってくるシステム」です。
ワーホリで来た人も例外ではありません。むしろワーホリの場合、払い過ぎのことが多いのでしっかり申告した方が得です!
オンラインで出来る条件:タックスリターンの時期にカナダにいる
タックスリターンによる還付金は、基本的にはカナダ国内の住所に郵送される小切手での受け取りになります。
そのため、タックスリターン〜還付金を受ける時期にカナダにいることが前提になります。
しかし、帰国の時期的に難しい場合、日本からでも申請出来るサービスを利用するのもありです。
タックスリターンお助け隊 というサイトが有名なので、気になる人はチェックしてみてください。
ちなみに申請自体は2種類あります。
- 紙に書いて郵送
- オンライン
紙の場合、1月の初め頃から郵便局等で専用の用紙を配布しています。
申請の時期:2月3月がベスト!
タックスリターン自体が通常、毎年1月〜4月の期間、申請を受け付けています。
オンライン申請も一緒です。タックスリターン申請の期間内であれば、いつでも申請が可能です。
一応、4月末日まで受付はしていますが、出来るだけ早めの申請をおすすめします。
と言うのも、
- ギリギリだと混みやすい=処理に時間がかかる
- 受け取りが帰国ギリギリだと精神衛生上よろしくない
という意味で、雇用主からT4を受け取る2月〜3月くらいに済ませておくのがベストだと個人的には思います!
申請に必要なもの:T4、SINナンバーなど
- T4
- SINナンバー
- 連絡先、住所などの個人情報
T4とは雇用先からもらえる、一般的な封筒くらいの大きさの紙です。年収とか、払った税金の額などが記載されています。
オンラインでの申請方法
Simple Tax というサイトを使いました。ワーホリだけでなく、現地のカナダ人もよく利用するサービスです。
これがトップ画面です。「Start your ○○ tax return」をクリックして次に進みます。
以下のウィンドウが表示されると思います。
初めて申告する場合は「I’m new to SimpleTax」を選びます。
まずはこのような個人情報入力の画面が出てくるので、名前、住所などを入力していきます。
また、こうした質問の中に「CRAに登録しますか?」というものがありますが、「Yes」を選択します。一応、CRAは後からでも登録は可能です。
質問はこのように続きます。
簡単に訳すとこんな意味です。
- 申告対象の年(以下、その年)に10万カナダドル以上の海外資産を持っていましたか
- その年に家を処分しましたか
- CRAでタックスリターンをするのは初めてですか
- インディアン法に登録されていますか
- その年に90日以上、刑務所に入っていましたか
大体の質問の答えは「No」になると思いますが、3つ目の質問は注意です。
ワーホリで来ている場合、初めてのタックスリターンになるのでそこは「Yes」を選択します。
そのまま進むと、「本当に初めてのタックスリターンですか?」と確認されます。
本当に初めてなので、「Keep as Yes」を選択して次へ。
今度は雇用先から受け取った、T4の情報を入力していきます。
緑色の枠内をクリックすると、以下の選択画面が表示されるので、「T4」をクリック。
するとT4入力専用の画面が出てきます。
この辺りは、手元にあるT4に従って入力していくだけです。
ここで注意なのは、ワーホリ中に仕事を掛け持ちor転職をした場合です。
T4は代表的なもの1つだけではなく、その年に働いた全ての職場の分を入力する必要があります。
仕事を掛け持ちしていた、職場を変えた等の理由により、複数のT4を持っている人は、全ての内容を入力します。
全ての項目を入力し、内容に間違いがないことを確認したら「Submit」を押しましょう!
無事に提出すると、「Confimation number」という確認番号付きの画面に変わります。
オンライン上での提出が終わると、政府にも自動的に連絡が行きます。
人にもよると思いますが、私は提出から約2週間後、小切手が郵送されてきました。
また、基本的には小切手での受け取りになりますが、CRAのアカウントからダイレクトディポジット(自動振り込み)の手続きも出来るので、気になる人はチェックしてみてください。
最後に
また、これはあくまで一個人の体験談です。
この方法でやれば必ず出来る!と言う訳ではありませんので、自己責任でお願いします。
それでは楽しいカナダ生活を!