円滑なコミュニケーションには「Why」より「What」がおすすめ!
英語記事に見せかけてコンセプト的な話です!
仕事でも私生活でも役立つと思うので、英語関係なしに是非読んでいただきたいな!
はじめに:この記事の要約
この記事を要約すると、
- 質問は「Why」より「What」「How」がおすすめ
- 「Why?」「なぜ」は責められているように感じてしまう
- 「理解してもらっている実感」が円滑な関係性構築のキー
という内容です。
うん、分かった!という人は戻るボタン、詳しく知りたい人はスクロールしましょう!
Why?は責められているように聞こえてしまう
Don’t blame me…
Why?という質問がおすすめでない理由は、言われた側は責められているように感じてしまうからです。
Why、どうして、何故、というのは、言った側にその気がなくても、言われた側には「私はあなたのことを理解できない」と捉えられてしまう可能性があります。
「Why did you do that!?」「何でそんなことしたんだ!」
と、子どもの頃、親に叱られた記憶を無意識に思い出したり、
「何で?」って言われても、説明するの面倒だな…てか分かってもらえるのかな…
などと考えてしまうこともあるかと思います。
Why? と聞いても良い答えは得られない
But you don’t know my exact situation…
また、Whyがおすすめでない理由に、期待する答えは得られにくいというのもあります。
Why? で得られる答えは
- 理由
- 説明
- 自分の主張の正当性
- 言い訳
になってしまうことも多いです。
答える側が「責められている」「納得させなければ」と、無意識にでも思うことで、本来欲しかったものとは違う回答が返ってきてしまいます。
こうした意味で、Why?という質問は本来聞き出したかった真意から外れてしまうこともあります。
責めるつもりはなく、相手の話を詳しく知りたかっただけなのに本来な回答を得られない、聞かれた方もストレス、というのはあまりに悲しいですね!
相手の意見がどうして自分の予想と違ったのかを尋ねる必要はありません💡
何がそうさせているのかを聞くことで、お互いにとってより良い結果が得られます💡
WhyをWhatに置き換えるポイント
What makes it difficult to increase my salary ?
Why?は責められているように感じてしまうと言いましたが、
一方で、Whatで始まる質問に置き換えることで「あなたの意見は受け入れているよ、その上で聞きたいことがあるよ!」というような、より優しい質問になります。
例えば、仕事中にあなたが、何か新しい提案をしたとします。
「Why do you want to do that?」「なぜそうしたいのですか?」
と聞かれるより、
「What purpose would help for your business?」「What is the purpose of that?」「その提案の目指すところを聞かせていただけますか?」
と聞かれた方がソフトな印象です。
違う例を挙げます。
例えばある商品の発送が、本来なら数日で済むのに3週間かかるとなった時、
「Why does it take 3 weeks?」「なぜ3週間かかるのですか?」よりも、
「What makes you take 3 weeks?」「3週間かかる原因を教えていただけますか?」の方が少し柔らかく聞こえます。
こんな感じで、なぜ?と聞きたい時は一瞬考えて、何がそうさせているのか、本来の目的は何なのかを聞きます。
最後に
Thank you for reading!
こういった方法をとることで、コミュニケーションがよりスムーズに&お互いにとってのストレスも減ります。更に、より相手の考えを深く知る手助けになります。
結果、良好な人間関係の構築に役立つはず!
ぜひ、仕事にも私生活にも生かしてみてくださーい!